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今でこそみんなが当たり前に使っていますが、スマートフォンや携帯電話がない時代は固定電話が主流でした。
この時代には、家族・友人・勤務先のような
よく使う電話番号は頭に記憶していたものでしたが、今では兄弟の電話番号ですら覚えていないのが、当たり前になってきました。この現象がデジタル記憶喪失なのだそうです。
デジタル記憶喪失の原因は、固定電話が主流の時は外出先での電話は公衆電話で電話をかける時は電話番号をボタンで押さなければいけなかったので覚える必要がありましたが、現在は誰でもがスマートフォンや携帯電話をもち、そこに番号が登録されているので、ボタン一つでかけることが出来るので覚える必要がなくなったからです。
どの世代にも性別に関係なくデジタル記憶喪失は見られるそうですが、特に多いのが16～24歳の若い世代で、スマートフォンを自分の脳の延長の様に記憶しておく場所と言う考えが方があるそうです。生まれた時からあるものですから、そうなってしまうのも不思議ではありませんよね。
よくスマートフォンをなくすと体の一部をなくしたようにパニックになる人がいますが、きっとこういう事が原因なのでしょう。
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