新しい火の見やぐらをドローンで


by admin ~ 8月 9th, 2017. Filed under: 未分類.

福岡、大分の豪雨災害でもそうでしたが、電話がつながらず、誰がどこに取り残されているのかもわからず、被害状況の把握の難しさを災害時には誰もが感じ、ジレンマと戦っています。このような状況を打破するために、ドローンが新しい火の見やぐらとしての機能を果たそうとしているようです。

実験を行っているのは前橋市の消防局。災害時で一般的な通信が絶たれても、独自のシステムによって通信が可能となる車を所有しているとのこと。これは国内でもこの前橋市の消防局だけなんだそうです。「高速大量データ伝送が可能な「FWA(加入者線無線アクセスシステム)」対応の通信指揮車」というものだそうで、大手キャリア、そしてNTTなどの電話が繋がらなくなっても通信が可能なので、ドローンを飛ばしてその画像を受け取ることもできるわけです。

すでにこのシステムは利用されているそうで、ドローンではなくて消防隊員のヘルメットなどにウェアラブル端末を付け、そのカメラで現場を撮影し、送信して災害救助や現場の把握などを行っているそうです。このシステムが、早く日本中に行き渡ると良いですね。。

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