保険診療でがん治療のロボット手術 


by admin ~ 7月 8th, 2018. Filed under: 未分類.

岡山大病院(岡山市北区鹿田町)は6月から、内視鏡手術支援ロボット・ダビンチを使った胃がんとぼうこうがんの手術を保険診療で始めるとのことです。症例数が国の基準を満たしたための措置で、岡山県内の医療機関では初ということです。同様の処置を医師の手で行う腹腔(ふくくう)鏡手術と比べ、医療費はほぼ同じで、患者の体への負担は少ないということです。ダビンチは、操縦席の医師が3D画像を見ながらロボットアームを遠隔操作します。人の手より正確な動きが期待でき、胃がん、ぼうこうがんとも出血を抑えられるなどのメリットがあるということです。これら2種類のがんに対するロボット手術は4月の診療報酬改定で保険適用となりました。岡山大病院はこれまでに胃がん18例、ぼうこうがん6例のダビンチ手術を重ね、それぞれ10例以上、5例以上とされている適用基準をクリアしています。自費診療の場合、いずれも200万~300万円とみられる患者負担は6月以降、原則3割となりますがが、高額療養費制度によりさらに軽減される見込みです。

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