「ドローン宅配」目視外の実証実験へ 山間部の買い物弱者支援 国の規制緩和の方針受け


by admin ~ 8月 16th, 2018. Filed under: 未分類.

山間部の買い物弱者を支援しようと、大分県が来年1月にも、小型無人機ドローンの目視外飛行による宅配サービスの実証実験を始めることが分かりました。これまでは安全確保から目視で監視できない場所の飛行は限られていたのですが、国が今夏から一定要件下で規制緩和する方針で、それを受けての取り組み。九州の自治体が目視外飛行の実験をするのは初めてとみられます。実際に山間部で定期的に生活用品を運び、ドローン宅配の実用化を加速させるということです。ドローンの飛行は操縦者のほか、補助者による監視が航空法で定められています。国土交通省によると、国は運輸業界の人手不足などを背景に、ドローンの目視外飛行の規制緩和を進めていて、今夏にも、人がいる可能性が低い山林や海などの上空ならば、一定の要件下で補助者なしの目視外飛行を認める方向になっているということです。県は規制緩和にあわせて来年1~2月に目視外飛行の実証実験を実施。車両での移動販売や宅配が行われている山間部の集落を対象に、目視外飛行のドローンで週1回など定期的に生活用品を運搬するということです。

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